ヘルスケアnote
Health care note
紫外線対策、していますか?
- 2025.07.14
日差しが痛いほどに差す日もありますが、皆さん、紫外線対策はしておられますか?
最近では、老若男女問わず日傘で対策される方も増えてきました。
今日は紫外線についてのお話です。ぜひ読んでいただき、紫外線対策マスターになりましょう
紫外線対策チェック!
皆さん、紫外線の対策はしていますか?正しく行っていると思っていても、NG行為をしている恐れがあります。①~⑤に当てはまった項目がある方は、解説をチェックしましょう。
①家の中では紫外線対策をしない
②日焼け止めはべたつくので、薄く塗っている
③日焼け止めは種類を問わずとりあえず塗っている
④サングラスはとりあえず色の濃いものをつけている
⑤3年以上前に購入した日傘を使っている
いかがでしたか?当てはまった方は、知らぬうちに紫外線を浴び続けているかもしれません。紫外線は地上に届く太陽光の一部で、波長の長さで分類され、地表に到達するのはおもにUVAとUVBです。
【解説】これで紫外線対策マスター
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家の中でも紫外線対策を
実は、しわやたるみの原因となるUVAは、窓ガラスをすり抜けて肌に届くため、家の中でも日焼け止めを使用することが有効です。なお、窓から近い方がより紫外線の影響を受けやすいため、窓から離れる工夫をすることもおすすめです。
また、UV加工の窓ガラスに変えたり、一般的な窓ガラスにUV加工フィルムを貼ったりすることでもUVカットできます。
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日焼け止めの薄塗は、商品に記された強度の効果は発揮できない
日焼け止めは、それぞれの商品で定められた量を塗布することで、効果を発揮します。薄塗の場合は塗り方にムラができることも多く、その部分が日焼けしてしまう恐れもあります。
多くの日焼け止めは顔に塗る際は500円玉1枚分程度のサイズを推奨されることが多いです。また、日焼け止めは汗で日やけ止めが流れ落ちてしまうことが考えられますので、2~3時間程度の間隔で塗りなおしましょう。
特に、「髪の生え際」「眉間」「まぶた」「耳」「小鼻のわき」「フェイスライン」「耳の後ろ」「首の後ろ」は、塗り忘れが多い箇所です。
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場面に応じて適切に選択しよう
よく日焼け止めに記載されている、SPFやPAというのは、それぞれ、SPF=しみ・そばかすの原因となるUVBをカットする力、PA=しわ・たるみ等の原因となるUVAをカットする力です。場面に応じて強さを選択しましょう。
マリンスポーツや山上りなど、外でのレジャーの際は、SPF40以上、PA++++程度の強さがおすすめです。汗で日焼け止めが流れると効果が薄れてしまうため、耐水性で性能が高いものがおすすめです。
反対に、家の中や近所に軽くお散歩に行くときは、SPF20~30、PA++~+++程度の強さを選択しましょう。
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サングラスは「UVカット機能の有無」を確認
レンズの色の濃さをUVカット効果と比例していると思われがちですが、そうではありません。
色の濃いサングラスでも、UVカット機能がついていない場合もあります。UVカット機能をチェックしましょう。
実は、目は紫外線の影響を受けやすく、目に多くの紫外線を浴びることは、白内障や加齢黄斑変性のリスクも高めます。
色の濃いサングラスを選択しても、UVカット機能がない場合は、光量を調整する目の瞳孔が開き、かえって紫外線を取り込むリスクが高まります。あくまでもUVカット機能を見て選択しましょう。
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日傘には寿命がある
日傘は大きく、生地にUVカット加工をされているものと、日傘の生地自体にUVカット効果があるものの2種類あり、多くは、UVカット加工をされているものです。
この加工は使用や経年で劣化してしまい、2~3年が寿命といわれています。
一方、傘の生地自体にUVカット効果のあるものに関しては、数年間使用してもほとんど効果は変わらないと言われています。
日傘をお持ちの方はぜひ確認してみましょう。
いかがでしたか?紫外線は光老化や目の疾患にも繋がりますので、紫外線対策は正しく行いましょう。